ぎこちないブログ

ぎこちなく日常を生きる20代OLブログです

性的マイノリティ差別を目の当たりにして驚いた話

なんかちょっと真面目な話になるんですが、衝撃を受けたので書き留めておきたいと思います。

 

とある歌手の歌が流れてきた時に言われた。

「△△(LGBTで有名な歌手)が(そうだって)知った時すごくショックだったんだよね。それ以来歌にちらつくんだよね。気持ち悪いじゃん」

LGBTに対する差別意識の強いこの日本で、こういう人に遭遇することは残念ながらまれなシーンではない。

不思議なのは、なぜ危害を加えられたわけでもないのに恐れるのか。迷惑をかけられたわけでもないのに気持ち悪がるのか。

例えば、LGBTの同性(ここでいう同性は生まれ持った体の性別)から性的暴行を受けたことがあるとか、セクハラ的発言で不快な思いをしたとかそういう嫌な思いをしたから苦手というのはなんとなく分かる。男が嫌いな男とか、女が嫌いな女はそこら中にたくさんいるので。まあ同一視するなよとは思うけど、男性恐怖症とか女性恐怖症とかあるので。

しかし相手は何をされたどころか合ったこともない人物。具体的にどう嫌いで何が気持ち悪いのか聞いてみたが、はっきりした理由は返ってこなかった。なんか嫌。とりあえず気持ち悪い。みたいな抽象的な返答。

ただ単純に自分と性的志向(その人の中での常識は異性を好きになるというもの)が異なるから気持ち悪い。ということらしい。

私は「そうですよね!気持ち悪いですよね!」とは言えなかったし、言いたくなかった。

 

△△は私が物心ついた時にはLGBTだと知られていた。それはそうだから特に具体的な感情は抱かなかった。ていうか自分には関係ないし。歌は歌だし。ぶっちゃけどうでもよかった。

人が何を好きとか誰が好きとか、人に迷惑かけたり犯罪じゃない限りはまあどうでもいい。LGBTが迫害差別されるのは悲しいけれどね。だって迷惑かけてないのにこんな見ず知らずの人に気持ち悪がられなければならない。前に話題になった子どもを産む産まないとかは死ぬほどどうでもいい。だって男女で結婚してたって子ども作らない夫婦もたくさんいるし。人が人を愛するのに子どもは別に関係ない。

 

あと恐ろしいなって感じたのが、周囲の人間すべてが「私は心も体も男(女)で、女(男)が好きです」と公言しているわけでもないのによくもまあそんなことが言えるなとも思った。もしかしたらあなたの親友が、兄弟が、配偶者が、上司が、部下がいわゆる性的マイノリティに当てはまるかもしれないのに。

まるで自分の周囲の人間すべてが異性愛者であることを前提に話しているのがスゲエなと。私は偶然心も体も女に生まれて、恋愛対象は男で生活していますが、もしそうじゃなかったらとかは寸分も考えたことなかったの?って。まあ考えていたらこんな発言しないか。

 

私も普段能動的にLGBTの話題に触れることはないし、積極的に応援しよう!という立場でもないのですが、こういう人をみるとスゴく遅れた認識をお持ちなんだな~って人間的に呆れてしまうよね。ウーン。